ブログ投稿が止まっていましたが3月上旬に庭作り佳境の土塀作りを行いました。庭の見所の一つとして素朴な野の趣きを感じる土塀を作りたいと考えていました。素朴な雰囲気を出す為、腰積み(石積み)も田舎のザックリと積んだ石垣をイメージしました。その上に竹小舞をして骨組みを作って行きます。今回洋風の家に合う土塀をと屋根、軒の作りを試行錯誤しました。同時に施主の旦那様と一緒にこねた泥を詰めていきます。屋根を葺いて荒壁まで仕上がりました。藁の香りを嗅ぎながら泥だらけでの作業は必死の作業の中でも童心にかえり心が安らかになりました。今回庭作りの中で沢山の方々に声をかけて頂いております。『綺麗ですねー』『すごいですね』『芸術作品ですね』『この先何が出来るのか毎日見るのが楽しみです』などなど、とても有り難く元気になります。庭を作り地域社会に貢献できるように頑張ります。荒壁が完全に乾くのを待ち仕上げ塗りをし、完成となります。
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