お正月休み宮城、石巻へ帰省しました。昨年の台風で報道など、ほとんどされてないのですが、あっちこっちの川が氾濫し土砂・岩が道に溢れ、道路が陥没したりと甚大な被害がありビックリしました。

そんな中、昨年オープンした登米懐古館へ

国立競技場のデザインを手がけた隈研吾さんの作品、登米の天然スレート葺き。アプローチの延段は京都の庭師による物の様です。洗練されたスタイリッシュな作品、素晴らしいです。

実家では敷地内の山で遊びながら材料をストックして来ました。良質な宮城の山栗材、倒木や立ち枯れしてる物を間伐して立てて保管しておきます。杉や檜と違い製造ラインにのらない材料。白アリや湿気に強い独特の風合いを出せる貴重な材料で濡れ縁やウッドデッキ、竹垣などの柱に使います。削ると綺麗な独特な黄色の木目。

わかりにくいですが💦写真、真ん中と灯籠の後ろの柱が栗柱です。均一化された既製品や販売ルートに乗った材料に無い自然素材の良さ、不揃いの良さがあります。